こんにちは!AnyIllustスタッフです!
皆さんは漫画を描いたことはありますか?
スタッフは、趣味で漫画を読むのも描くのも楽しんでいます(⌒▽⌒)
ただ、漫画の勉強となると投稿を目指している人向けだったりして、結構難度が高かったりしませんか?
今日は、ちょっと気をつけるだけで漫画が読みやすくなるポイントをご紹介します
絵や構図の話ではないので、誰でも簡単にできちゃいますよ!φ(..)
コマの隙間の大小
タチキリや変則的なコマ割りの場合を除き、コマとコマの間には隙間がありますよね
漫画雑誌やコミックスがあれば確認してみてください、この隙間、縦が細くて横が太くありませんか?
日本の漫画は右上から左下へ向かって読みます
右から読み始めたら左のコマへ視線が移りやすいように、今は関係ない下のコマの列は遠くへ置く…という感じになっています
ぱっとひと目見ただけで、左右の太さが違うのがわかる程度の差があると読みやすくなるはずです(*^^*)
また、クリップスタジオでコマを割っている人の注意なのですが、コマ割りのツールをあまりいじらずにコマを割ると初期設定でこの隙間が狭く線と線が近すぎてバランスが悪かったり、最悪線が合体してしまう場合があります(・・;)
本格的に作業に入る前に、画面全体を見ながらコマを割って大きさを調整してみてくださいね
見開きでコマのラインがそろわないようにする
漫画を印刷したり、パソコンでも見開きで読める形式にする場合、見開きでコマの線が揃ってしまうパターンに気をつけましょう
こうなると左右が連続して見えてしまう可能性がありますので、できれば少しずらして修正してしまったほうが良いでしょう
回想のコマはひと目見てわかるように
回想自体をあまり使わない方がいいという風にも言われますが、やっぱり回想シーンを使う場面はありますよね
そういうときは、ひと目見て回想シーンであるとわかるようにしましょう(・・)
現在のコマと回想のシーンのコマの登場人物が同じである場合、分かり辛い演出は読者の混乱を招きます
ベタなのはコマの外側を黒くする手法ですね
コマ自体に粗い網点やノイズなどのトーンをかけて暗くしてしまったりもわかりやすいです
最終手段としていつ頃の出来事か書いてしまうのもアリです
手前の人物にはトーンを貼らず、奥に描いた顔にだけトーンをかけると思い出しているような表現にもできます
わかりにくい回想は読者の混乱を招きやすいので、出来る限りひと目見てわかるようにしましょう(*^^*)
どうでしたか?
今回は主にコマまわりについてのポイントでした
実は、これはスタッフが過去に描いた漫画を読み直したりして気づいたポイントも含まれています(・・;)