こんにちは、AnyIllustスタッフです!
今回も、漫画を書く時に気をつけたほうが良いポイントのお話です
このお話は初心者向けなので、何度も漫画を描いている方はすでに気をつけていたり、参考にはならないかもしれません…
逆にできていないとちょっと気になってしまうポイントなので、できていないところがあったらぜひ取り入れてみてください(*^^*)
今日は主にセリフやフキダシのポイントです
フキダシ・台詞は読みやすいように余裕を持って
漫画を書いている時によくあるのが、フキダシのサイズのミスです
先にフキダシを描いてセリフを後から…という風にやると起きやすいです
余裕を持ったサイズと読みやすい改行を行うと、読みやすくなりますよ
商業誌の漫画でセリフがあまりにも読みづらいことって殆どないはず!
つまり、小さなことですがこれができているだけでワンランク上な漫画になるはずです!(*^^*)
誰が話しているのかわかるように
クリップスタジオで素材を使用してフキダシを配置している人に多いらしいのですが、たまにフキダシのしっぽ(画像を参照)がない漫画を見かけます
大体は尻尾がなくても読み進められるのですが、画像のようにたくさん人とフキダシがあるシーンだと、誰が喋っているのか一瞬混乱してしまう事があります
できればきちんと尻尾を描いて置くほうが読み手に対して親切です
また、人物がいないコマの上のフキダシには、キャラクターの顔を端っこにおいたりする手法もあります
ちなみに、クリップスタジオにはフキダシペンツールというツールがあります
これを使えば素材のフキダシに簡単に尻尾を描き足す事ができますよ!
使い方は、尻尾を書き足したいフキダシのレイヤーを選んでフキダシを描き足すだけ!
ちゃんとフキダシと尻尾がベクター線で一体化してくれます
もし知らずに他のツールの使用やラスタライズと面倒に思っていた方はぜひやってみてください(*^^*)
セリフに見合ったフォント選び
漫画で一般的に使われているのは、アンチック体という種類のフォントです
これは感じがゴシック体、ひらがなが明朝体になっているフォントのことです
フリーのアンチック体も有ります
【源暎アンチック】http://okoneya.jp/font/genei-antique.html
【新コミック体】http://www.font910.jp/font-list/conposite-comic.html
【やさしさアンチック】http://www.fontna.com/blog/1122/
叫んでいるシーンでせっかくトゲトゲのフキダシを使っても、文字サイズが他と同じだとインパクトに欠けます
そういうときは、ウエイトが太めのフォントを使いましょう
【M+ FONTS】https://mplus-fonts.osdn.jp/
【源暎ゴシック H-KL】http://okoneya.jp/font/genei-gothic-kl.html
他にもモノローグやちょっとかわいいセリフなど、場面に見合ったフォントを選ぶことで更に説得力が増します
【源暎ラテゴ/源暎ラテミン】http://okoneya.jp/font/genei-latin.html
【りいポップ角】http://aoirii.babyblue.jp/font/riipopkk/index.html
どうでしたか?
文字周りというのは、時間に追われる作業の中でどうしても手を抜きがち…
でも、商業誌のマンガで文字が読みづらいなんてことはまずありません
ここをキッチリしておくかどうかで、印象は全く変わってきますよ(・∀・)