こんにちは。
先日Any illustより[ちょいうざマチコさんのいらっとスタンプ]のLINEスタンプがリリースされました!
今回は、[マチコさん]を実際に作ってみた過程をレポートしてみたいと思います。
①設定を考える
スタンプを作るにあたって、ターゲット層を考えることからはじめました。
年齢層や性別、生活スタイルによって使いやすいスタンプは変わってきます。
現在販売されているものを見ていると、シュールでネタ要素のあるものが人気で
使いやすいのかなという印象を受けました。
そこで今回は「おもしろ系」で作ることに。
年齢層は、アクティブにLINEを使っている高校生〜大学生の若い層のLINEユーザーを想定。
また、LINEスタンプは文字では表せない感情やリアクションを伝えるものなので、
動きやメッセージのユニークなものにしようと考えました。
②メッセージの洗い出し
人気のスタンプや普段使っているスタンプを参考に、使いたいメッセージを洗い出し。
日常的に使っている言葉や、「こんなセリフのスタンプあったらいいな〜」というものをピックアップしました。
多ければ多いほどよいのでこの段階では深く考えず思いついたものをどんどん書き出していきます。
リアクション、効果音、擬態語、あいさつ、つっこみ、会話…
などなんとなく分類してみてもよいと思います。
③キャラクターの設定
反応や返事に困った時、代わりにスタンプで返信する使い方はとても便利です。
そういったときに使いやすいものを目指しました。
会話の中に登場するめんどくさいキャラクターがいれば、おもしろいのではないかと考えました。
人気のスタンプを見ていくと……独特なタッチで描かれたシュールなものが多い。
こちらも取り入れていきたいと思います。
さて、ちょいうざマチコさんには関西弁でしゃべってもらうことにしました。
リアクション命な関西弁のほうがキャラクター的に自然で幅が出るためです。
「ちょいうざマチコさん」は
・女子大学生
・関西弁でしゃべる
・ウザがらみしてくる
・リアクション芸ができる
という設定にしました!
④ラフスケッチを描く
②で行ったメッセージの洗い出しリストをもとに、ラフスケッチを描いていきます。
描きながら、マチコさんの表情のバリエーションやキャラクターなどさらにイメージをふくらませていきます。
⑤画像となるイラストを描く
④で描いたラフスケッチをもとにイラストを描いていきます。
量が勝負なので時間がかかりますが、じっくりと描き進めていきます。
鉛筆で下描きしたあとにペンでなぞる際、途中で線が切れたりしないように気をつけました。
あとで着色する作業のことを考え、線をなぞるときは丁寧に!
⑥着色→スタンプ画像にする
元になるイラストが用意できたら、スキャナでPC上に取り込みます。
photoshopで1つずつ着色していきます。
[マチコさん]はお茶目でひょうきんもののイメージで作りたかったので、
洋服の色には陽気な印象の黄色を選びました。
着色したあとは画像サイズや保存形式を整えて完成です。
コピーライトを用意し、LINEクリエイターズマーケットで申請しましょう。
あとは審査通過とスタンプリリースを待つのみです。お疲れさまでした!
おわりに
スタンプ制作の際、参考にしていただけるものがあれば幸いです。
以上【実際につくってみた!LINEスタンプ制作レポート~[ちょいうざマチコさん]編~ 】でした。