今日は絵を描くときの考え方について、第2回目のお話です。
前回はまず描いてみて、それを踏まえて資料を集めるところまでで終わりました。なにを描くか決めて資料を集められましたか?私はポメラニアンを描くことに決めて、画像検索をしていましたね。
それでは早速紙にポメラニアンを…の前に、まだやることがあります。今日は、どんな絵を描くか具体的に計画をたてましょう!
ステップ2.どんなシーンを描く?
描くものについて具体的に考えましょう
ポメラニアンといっても生き物ですから、さまざまな動きをします。立ったり走ったり座ったり食べたり…どんなシーンを描きたいのか具体的に考えて、さらにそのシーンを描くのに役立つ資料を集めましょう。資料集めは大切です!
ポメラニアンの画像検索中に見つけたジャンプしている写真がかわいかったので、ジャンプしているポメラニアンを描いてみたいと思います。手足が同時にピンとなっているのがかわいいので、それがよくわかる横からの構図にしようかな…などなど、そんな感じでどんな角度で紙におさめるかなども妄想してみてくださいね。ぴったりそのシーンの資料がなくても、さまざまな資料を参考にして形にすることができますよ。
ステップ3.どのくらいの大きさで描く?
まずは紙に大体の大きさをとりましょう
とりあえず紙を用意して描いてみて、よくやってしまうのが紙の寸法が足りなくなってしまったり、逆に小さすぎたりすることです。慣れれば大体の感覚がつかめてくるものですが、慣れるまでは大きさを想起しやすいようにまず紙の中にワクを描いてみましょう。
黒々と引く必要はないので、なんとなくこんな感じかな~とラフな感じで引いてみてください。ここをファインダーだと思って描く対象をおさめるイメージをしてみると…なんとなく、構図が浮かんできませんか?本番の前に、紙の端っこにそのイメージを落書きしてみてもいいかもしれませんね
このように、描く前に具体的に描く絵のイメージを固めましょう
次回からやっと絵を描き始めていきますよ!
シリーズ一覧
絵を描くときの考え方:1.導入、資料を見よう
絵を描くときの考え方:2.計画を立てよう!
絵を描くときの考え方:3.形をとろう
絵を描くときの考え方:4.仕上げ