絵には慣れてきたから一歩進んで絵本や、紙芝居を描いてみよう、漫画を描いてみよう…
たとえ一枚で完結した絵であっても、ストーリー性が付随していることが多いですよね
絵と物語は、切っても切れない関係にあります
ですが、突然物語を書こう!となったとき
どうしたらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか
今日は、簡単にストーリーを考えるときの手順をお話します
きっかけを考える
まずは、物語を作るきっかけを考えます
難しく考えなくても大丈夫です
それは描きたいキャラクターかもしれませんし
描きたいシーンかもしれませんし
伝えたいメッセージかもしれません
なにかひとつ、ネタを用意してください
たとえば本当に何も思いつかなければ、ただのまるでもいいのです
今回は、キャラクターを中心にお話を考えるので
このただのまるくんを主人公にお話を考えましょう
問題を考える
物語は起承転結といいますよね
承 は、物語の準備。何かが起きたり、準備をする
転 で、物語の山場。何かと対峙したりする。
結 で、結果が出る。
です
簡単に例を出すと
承 友達に頼んでアドレスを手に入れ、体育館裏に呼び出した
転 体育館裏で告白した
結 付き合うことができた
こんな感じですね
人の心に残りやすいのは「転」の部分です
この例だと、
告白する前にくるのが遅い女の子を待ってどきどきしたり
告白したら女の子の返事が遅くてひやひやしたり
…そんなところです
そして、山場を迎えるためには、何かしらの問題が必要です
分かりやすく説明すると
問題がおきて-解決する(もしくはできない)
この流れがあれば、解決に向けてがんばることで、分かりやすく山場を作ることができるのです
事件が起きて-犯人を見つける
だけではなく
大きな敵がでてきて-倒す
人を好きになって-告白する
こういうのも、問題の形が違うだけで問題がおきて解決するストーリーと言えます
推理シーン
倒すために戦うところ
告白するために相手を待っているところ
こういうところが山場になりますね
こういう山場を作るために先に問題を用意するのが、今回の考え方になります
ここで、先ほどのきっかけを思い出しましょう
まるくんでしたね
まるくんにも、何か問題がおきなければいけません
でないと解決しないですからね
なので、まるくんらしい問題を考えるのです
そのために、固く考えずとりあえずまるくんの特徴についてどんどん紙に書き出していきましょう
こんな感じになりました
特徴だけでなく、とりあえず思いついたことをどんどん書いていっています
このなかから、まるくんの問題を選びましょう
どれでも全くかまわないのです
今回は、転がるにしてみましょう
どうですか?
とっても簡単ですよね♪
関係なさそうなことでもどんどんメモに書き出すのがコツです
意味不明な言葉であっても、上手に理由付けできればあなたらしいお話ができちゃうかもしれませんよ
逆に、誰でも思いつくようなことであっても、味付けがあなたらしければ全くかまわないのです
まずはお話作りに慣れるために、完成させることが一番大切です
次回は、この問題について、深く掘り下げて行きましょう!
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