絵を描くときの考え方について、第3回目になりました。
前回はこれから描く絵のシーンを考え、紙に絵の大きさを考えて枠を取ったところまででした。いいシーンは思い浮かびましたか?ポメラニアンのジャンプシーンを描きながら説明していきますね。
今日からいよいよ、紙に絵を描いていきます!
ステップ4.枠の中に大まかな形をとる
まずは、簡単なシルエットを描きましょう
本当に簡単に、単純な形で描いてください。細部を描き込むのは後です。一番大まかなところからどんどん細部を描き込んでいきます。はじめから細部を気にしてしまうと、全体のバランスを見失いがちです。また、そのパーツだけ上手く描けてしまうと消しづらくなってしまったりも…。そういうことを防ぐためにも、パーツの位置をしっかりとってから細部の描きこみにうつりましょう。
ステップ5.主要なパーツの位置を取る
相対的な大きさを測りつつ、パーツを配置して行きます
調べた資料とにらめっこしながらやっていきましょう。
まずは頭です、全体の1/3程度の大きさがかわいいと思ったので、四角を目分量で3等分して頭の丸を配置してみました。こんな感じで、パーツの大きさは全体との比率等から推測していきましょう。手はあごのいち、顔より前にあるなあと思ったのでそのあたりにおきます。少し斜め向きの画像でも、顔より前にあるか後ろにあるかを見ることで、横から見てどの位置に手が来るかおおよその場所がわかるはずです。同じようにして、尻尾と足も置きます。
目と耳まで書き込んでみました。次に、パーツとパーツをつないでいきます。ポメラニアンはもふもふしていて体の形が分かりにくいので、どんな風に手足がついているかなどは別の犬のジャンプシーンなどを資料にしましょう。一つの資料では分からないことでも、別の資料の情報を継ぎ足していけば描くことができますよ。ふわふわした毛を描く前に体の形をとることで、自然な絵を描くことができます。
大切なのは、わからないことはその都度資料を探して確認すること
次回最終回!細部の描きこみをやっていきましょう!
シリーズ一覧
絵を描くときの考え方:1.導入、資料を見よう
絵を描くときの考え方:2.計画を立てよう!
絵を描くときの考え方:3.形をとろう
絵を描くときの考え方:4.仕上げ